2016年8月23日火曜日

書斎で愉しむ大人の塗り絵@マイブックカフェ書斎

担当Kです。

今回は本日開催のイベント「書斎で愉しむ大人の塗り絵」についてレポートします。






このイベントは、西嶋和紙を使用した「手漉き和紙塗り絵」を、実際に体験していただく催しで、定員20名のところ多くの方々にお集まりいただきました。


会場は甲府市内の「MY BOOK CAFE 書斎」(オギノイーストモールSCバリオ1F)。

柳正堂書店の奥に配置された大変くつろげる空間で、今回のイベントにはぴったりだったのではないかと思います。






イベントは山十製紙 笠井さんによる西嶋和紙の紹介から始まりました。

製品パッケージにも名前がある職人さんに、直接ご説明いただける貴重な時間でした。



塗り絵には心を無にする効果があるようで、みなさん黙々と塗られていました。(^^

一方で、大半の方が色鉛筆で和紙を塗るのは初めてのはずなので、塗り方のコツ等を共有しあうような場面も見られました。






会場の様子を掲載できれば良いのですが、肖像権の問題もあるので、ポスター素材に撮影した担当K(の一部)の写真で雰囲気だけ感じてください。


年齢層はお子様連れの方から年配の方まで様々。
お子様向けには、カエルのククの塗り絵をご用意しました。









それでは、みなさんの力作(の一部)をご覧いただこうと思います。

今回は葛飾北斎の「富嶽三十六景」から、山梨県内の風景とされるものを用意しました。






この作品は、石和の街並みの向こうに見える富士山を描いた「甲州伊沢暁」。

なかなかダイナミックな絵に仕上がりました。






こちらは籠坂峠の風景を描いた「甲州三島越」。

とても雰囲気があります。






最後は河口湖に映る逆さ富士を描いた「甲州三坂水面」。

カラフルでキレイですね(水面にもちゃんと色が映っています)。






また今回は、熊本応援のための非売品「熊本城」の塗り絵を初蔵出ししました。

時期を見て義援金を集めたいと考えているのですが、今回は無料のイベントということで応援の気持ちを込めて塗っていただくべく、対象に加えました。


塗り絵の元となった写真は、Webサイト「キロクマ! 熊本素材写真アーカイブ」さんからご提供いただきました。

ご本人も大変な当時、快く応じていただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

また、被災者の皆様には、お見舞いと応援を申し上げます。






参考までに、社内の「塗り絵職人」の作をご紹介します。

これはイベント以前に塗ったものです(どこかにくまモンがいるかもしれません)。



今回のイベントは1時間と短い時間でしたが、引き続き塗りたい方々とスタッフ陣一緒に、書斎さんでそのままランチをいただきました。

塗り絵の感想を直にお聞きでき、とても励みになりました。



今回は、以下の趣旨でのイベント開催でした:

  • 手漉き和紙の味を愉しむ(山梨の伝統工芸を理解する)
  • 富嶽三十六景から山梨の風景を塗る(地域の価値の再発見)
  • 熊本城を塗る(復興応援)


大変楽しい時間だったので、また機会が持てたら良いのですが、次回はもしかするともう少し規模の大きなものになるかもしれません。




以上、久々の担当Kでした。

最近ペースが落ちていますが、かんばります。(^^