開発者はアプリケーションの他の画面と統合された「ストア」画面のUIを用意する必要がありますが、それ以外の裏方の処理はフレームワークがサポートしてくれます。
- iTunes Connectで「プロダクト」を定義する。
- プロダクト情報の取得処理を実装する。
- 取得したプロダクト情報を表示し利用者に購入を促す、ストアUIを実装する。
- 利用者の操作に応じて、支払いトランザクションを開始する処理を実装する。
- 支払い完了時に購入の事実を記録し、プロダクトを有効化する処理を実装する。
■プロダクトの登録
In-App Purchaseを利用する開発者は、まずiTunes Connectで「プロダクト」を定義する必要があります。
プロダクトは販売しようとする有料アイテムに関するレコードで、アプリケーション内での販売は、プロダクトの販売の形で表現されます。
iTunes Connectでのプロダクト登録については、下記ドキュメントを参照してください:
以降の実装が必要な部分については、今後の連載で詳しくご紹介する予定です。
参考とすべきドキュメントは以下です:
なお、アイウィーヴの製品では、以下のアプリケーションがIn-App Purchaseに対応しています(2014.06.09現在):
今後の連載でもこれらのアプリケーションを例にとりながら説明する予定です。
今回は、In-App Purchaseの概要についてご紹介しました。
次回は、プロダクト情報の取得とストアUIの表示についてご紹介する予定です。
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