山梨県立美術館 で土曜日(4/18)から開催されている特別展、「夜の画家たち − 蝋燭の光とテネブリスム」を鑑賞してきましたので、簡単にレポートしたいと思います。
担当Kは色彩検定の教科書で、ラ・トゥールらが活躍したバロック美術が生まれた17世紀について「光の世紀」であると学んでおり、今回の展覧会は勉強した内容を実際の作品で実感できる点でも貴重な体験でした。
展示作品の中で、担当Kが特に心を惹かれたのは、以下の2点でした:
・彭城貞徳:九十九島・月夜の景
・亀井竹二郎:石版画『懐古東海道五十三驛眞景』油彩原画「原驛」
いずれも極端に暗い夜の風景を描いたもので、暗闇の中の微妙な階調と、わずかな明かりのみで構成された、非常に印象深い作品でした。
どうやら担当Kはバロック美術の暗闇主義、すなわち「テネブリスム」が好みのようで、つまり今回の展示会はまさにストライクゾーンだったようです。
自分の嗜好が判明したので、この方面をもう少し探求してみたいと思います。
特別展「夜の画家たち − 蝋燭の光とテネブリスム」は、山梨県立美術館 で6月14日(日)まで開催されています。
なお、山梨県立美術館は「芸術の森公園」内に位置しており、同公園内の多数のオブジェが「ポータル」登録されていますので、そちらもぜひお楽しみください。(^^
以上、担当Kでした。
次回のレポートをお待ち下さい!
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